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日韓万華鏡

エレメカを探せ! 5

日本ゲーム博物館(愛知県犬山市)

日本ゲーム博物館にはゲーム以外の収蔵品も色々ありましたのでそれをご紹介しましょう。元はデパートの屋上にあったとみられるコイン式電動カート、古時計、古い家電、古い映画看板なんてなんでここに?…というものもありました。

電動カート
BMW
バブル時代に六本木のカローラなんて言われ、金満の象徴みたいに言われていたBMW。まさにバブル時代に作られたのだろう。車種がクラウンではなくBMWってとこがすごい。
アンパンマン
川越の丸広百貨店にもあったアンパンマンカート。大人が乗るには気恥ずかしいが、動かないかな〜っと座ってコインを入れようとしたが、残念ながら稼働状態ではなかった。
サイドカー
兄弟2人で乗れるようにしたのかな!?サイドカーである。これも展示品。子供時代を懐かしんでついつい乗ってみたい衝動に駆られる大人はいるはず。乗らせてくれたら嬉しんだけどな。
ムーバー
東海道新幹線0系電車
1960年代後半から70年代初頭の昭和40年代はデパートの屋上どころか薬局の店頭にだってあった定番のムーバーは新幹線0系電車。今時の子供たちは知らないだろうけどテーマソングみたいな童謡だってあった。「ビュワーン!ビュワーン!走る」ってやつ。
飛行機
セスナ機のムーバー。これも1970年代くさいノリだ。今作ったら、プロペラがゆっくり回転したり、操縦桿を上げると機首が上がるとか主翼の端の部分のライトが点滅するとか何らかのギミックが付いていて単純にウインウイン上下するはずはないから。
パトカー
これはちょっと新しい。セドリックY30形っぽいデザインで1980年代後半の雰囲気。しかも後部に大人なら一人、子供なら2人は座れそうな座席がある。お母さんが幼児と一緒に乗ってあげるような感じの設計である。
古い映画とアニメの記憶
鉄人28号フィギュア
日本ゲーム博物館の入口で来館者を出迎える鉄人28号フィギュア。高さはほぼ成人男性の背丈くらい。実物大ということならもっと大きくなったことだろう。
原作後半では5,6階建てビルぐらいの大きさに描かれ2004年発表のアニメでは高さ18mとなっていた。
燃えよドラゴンの看板
1973年製作の香港カンフー映画「燃えよドラゴン」の看板である。私の世代はこれを見て空手や中国拳法に目覚め、道場に入門してしまった人も少なからずいる。アチョ〜という奇声と共に悪漢をバッタバッタとなぎ倒すそのパワーに圧倒された少年は多い。映画封切り前に実はブルース・リーは亡くなっていたことを知っている人、どれぐらいいるかな!?
大きくてのっぽではないけど古時計
ボンボン時計
古い家の居間に大抵かかっていたボンボン時計。振り子で時を刻み、時間丁度になるとボ〜ン!ボ〜ン!と鐘がなる。これが大きくて背の高いヤツだと平井 堅の大きな古時計の歌通りのものになる。
鳩時計
昔の「鳩時計」だが、出てくる鳥がクックル〜ではなくパッポ〜と鳴くの変だと思わなかっただろうか?それもそのはず英語では「cuckoo clock」すなわちカッコウ時計なのだ。だがカッコウという鳥は別名が「閑古鳥」。不景気だってことで「ハト」にされちゃったのだった。
昔の家電製品
白黒テレビ
赤ちゃんの時から横浜に引っ越すまでうちにあったのと変わらない白黒テレビだ。細い足が4本ついてて、スイッチをつけても1分ぐらいは音しか聞こえず、絵が出ない。あともう一つ、白黒の白は厳密には淡い水色で黒は濃いエメラルドグリーンだった。それを言うと大抵の人は「え?」っていうのだが、全体に画面が青みがかっていたのを未だに覚えている。おばけのQ太郎もウルトラセブンもゲバゲバ90分もこういうテレビで見ていたんだよなぁ…。
真空管式ラジオ
トランジスタラジオが普及する前の古い真空管式ラジオである。特徴はこの大きさ。少なくとも幅30cm、奥行きは10cmぐらいあり、スピーカーも付いている。
これがトランジスタラジオになると大きくても幅20cm、奥行き5cmぐらいになってしまう。私の少年時代は既にトランジスターラジオだったので、これで深夜放送を聞いていた世代の方は恐らくカメ&アンコーのオールナイトニッポン(MC:亀渕昭信、斉藤安弘)を愛聴されていたのではないだろうか。

さて、駄菓子屋ゲーム博物館、台場一丁目商店街、日本ゲーム博物館の3施設を紹介したが、次のページではそのアクセスについて紹介する。