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日韓万華鏡

おまけ(ケロッグ編A)

さて、前のページでは未組み立てだったケロッグのおまけプラモ。ちゃんと組み立てて、色も付けてみたら、それなりに見栄えがするようになりました。
ただ、グリコのおもちゃと違ってラインナップがバタ臭いですね。

「むかしむかしの乗り物シリーズ」を組み立てて、塗装、ディティールアップをしてみた…

19世紀の4輪馬車
19世紀のヨーロッパで活躍した4輪馬車。初期の自動車はこの4輪馬車にガソリンエンジンを付けたものが結構あって、馬無し馬車などと言われていた。
西部開拓時代の幌馬車
西部劇でおなじみの幌馬車。左の馬車もそうだが、馬が付いていないと何かぱっとしない…。
ダイムラー車
20世紀初頭のダイムラー社のクルマ。発明当初の電車のノッチみたいなハンドルから円形のステアリングホイールに改良されている。
ダイムラー車
左のものと同じ車が出てきたので、色違いにしてみた。
1904年型ローバー8
1901年に創業、2005年に消滅したローバー社が1904年に発表した2人乗りオープンカーである。
ダイムラー1号車
1885年にゴットリープ・ダイムラーが内燃エンジンを搭載した四輪自動車「モトールキャリッジ」を発明、特許を取得。まさに世界最初の自動車である。
大正時代の消防車
1920年代初頭の消防車。日本でも輸入されて使われていた。ポンプが龍吐水のような手押しポンプである点が如何にも古風だ。
最初期のロンドンバス
最初期のロンドンバス。2階建てでなく、これで平屋なら日本の最初期のバスとあまり変わらない。

「歴史上有名な乗りもの」を組み立てて、塗装・ディティールをしてみた…。
スピリッド オブ セントルイス号
1927年にチャールズ・オーガスタス・リンドバーグが大西洋単独無着陸飛行に成功した際に登場した飛行機。大量のガソリンを積むため、フロントガラス部分も燃料タンクとしてしまい、前方を見る場合は側面の窓から顔を出すしかなかった。
蒸気機関車「北極星」号
ボイラーの外郭が木造で、シングルドライバー。19世紀初頭のヨーロッパで活躍していた蒸気機関車のスタイルである。
日本人が企画したら、恐らく馬車なんて入らないだろう。代わりに日本人がこのテーマで企画したら、機関車やえもんこと1号機関車(埼玉県さいたま市の鉄道博物館で保存)やトヨダAA、ダットサン1号車あたりがラインナップされていたはず。もしかしたら、おまけの企画者はアメリカ人かヨーロッパ人ではなかろうか?ケロッグのおまけのラインナップが欧米的なのでふと思ってしまった。