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日韓万華鏡

エレメカを探せ! 3

台場一丁目商店街
一丁目プレイランドのインテリア

台場一丁目商店街の「一丁目プレイランド」、ゲームだけではなくインテリアとして展示してあるものもまた凄い。もうそれだけで昭和民俗資料館といえるレベルの高さだ。

インテリア
ダイハツミゼットMP5型
トヨタ博物館にも展示されていた1960年代のミゼットが看板兼シンボルとしてここ台場一丁目商店街にも置かれていた。
昭和30年代のチープなアイテムというと大抵これが出てくる人気のオート三輪である。これの派生形がタイで客席を取り付けられ、トゥクトゥクとして活躍している。
サーカスカー
インテリアとしてペダルカーと一緒に置かれていたクルマ。1960年代初頭のものと思われる関西精機製作所のカタログの中に「幅75cm 奥行き150cm、高さ60cm、重量100キロの「サーカスカー」と題するムーバーが掲載されており、そのデザインがまさにこれ。つまり、昔ムーバーの子供が乗る部分だったようなのだ。
ペダルカーその1
子供を乗せずインテリアとして使っているペダルカー。何故かモグラのぬいぐるみを乗せている。
ペダルカーその2
同じくどこかの遊園地かデパートの屋上で使っていたとみられるペダルカー。こちらは狸か狐のぬいぐるみを乗せている。
キャンディーズのポスター
クレーンゲームをやろうとしたら、娘が「あれ?後のポスター、お父さんの好きなキャンディーズだよ!」そう。一丁目プレイランドは壁も注目なのだ。昔のアイドルのポスターやレコードジャケットがそこかしこに貼りだしてある。昔自分が好きだったアイドルの写真はないかと探すのも楽しみの一つだ。
電話ボックス
1954年に登場し、1970年代半ばぐらいまで使われていた「丹頂型電話ボックス」がインテリアとして置いてある。
勿論、受話器を取ってもどこへも電話をかけられないし、ドラえもんの「もしもボックス」にもなってはいない。防犯面で問題があることと設置が大変なことから、丹頂型電話ボックスはガラス張りタイプと交代して姿を消していったのだった。
鉄人28号
台場一丁目商店街のシンボル。大きな鉄人28号のフィギュアである。
この台場一丁目商店街、一丁目プレイランドのほか、土産物屋を兼ねた駄菓子屋や駄玩具のお店もある。
ゲームだけではなく、ショッピングも楽しめるのだ。
因みに本サイトのレトログッズ「男の子のおもちゃ箱」コーナーの駄玩具の一部はここで調達した。
記念撮影用スポット
鉄人28号のジャンボ人形の隣には観光客向けの記念写真撮影用の小さな床屋のセットが用意されていた。
ご丁寧にもちゃんとクルクル回転する御馴染の看板も健在だ。
その上幼児の顔ハメ看板まである。
出来れば「飛び出し注意」の子供の方が昭和っぽくっていいんだけどな。