子供のころからある昔ながらの駄菓子を色々集めてみました。でも、よっちゃんイカや都こんぶや梅ジャムがないって?すみません!私、酸っぱい系苦手なんです。
黒砂糖ふ菓子(やおきん)お麩と黒砂糖で出来たサクサクのお菓子。ベテランアニメ声優の三ツ矢雄二さんが結構お好きみたいで芝居のけいこの合間に召しあがっておられるのだとか。 |
カルメ糖(田中屋)パルメザンチーズではない。埼玉県川越のメーカーが作るカルメ焼きである。砂糖水を煮詰めてべっ甲飴になりかかったところで重曹を加えると出来るが、ぷわっと膨らまない場合があり、プロの人でも作るのが結構難しいそう。 |
下町の駄菓子 きなこ棒(鈴ノ屋)飴菓子にきなこをまぶした素朴なお菓子だが原料は大豆をフードプロセッサーにかけて作った国産黄粉と自家製の黒蜜だけ。またこの駄菓子工場、地元・南千住の小学校を対象に工場見学も受け付けている。 |
さくらんぼ(共親製菓)これは昔こざくらもちという名前で売っていた奴ではないだろうか。つまようじでグミか餅のようなピンク色の小さなお菓子を刺して食べる。子供の頃はこれは女子用だと思ってあまり食べなかった! |
ミニコーラ(オリオン株式会社)1978年に登場したコーラ味のラムネ菓子。入れ物のデザインがコカコーラの缶風になっている。 |
サワーペーパー(やおきん)幅広のゴム紐のようなグミ。その中でも一番の基本形であるコーラ味。表面にはザラメがかかっている。 |
うまい棒チョコレート(やおきん)わずか1本10円の棒状スナック菓子。ドラえもん風のマスコットキャラが怪しさとチープさを醸し出している。明太子味やコーンポタージュ味など様々なバリエーションがあるが、私が個人的に好きなのはチョコバットとも似たチョコレート味。 |
モロッコフルーツヨーグル同量のグラニュー糖とショートニングで作ったクリームにヨーグルト風味の酸味料と香料を加えて作ってある。容器が昔のヨーグルトの瓶を小さくしたやつでおままごとのヨーグルトっていうとまずこれだった。 |
ヤングドーナツ(宮田製菓)輪ゴムぐらいの大きさの小さなドーナツが4,5個入っている。見た目小さいドーナツ風クッキーかなとおもいきや、ちゃんと油で揚げたドーナツである。コンビニや専門店のプレーンドーナツに小さいながら負けていない! |
マルカワオレンジマーブルフーセンガム(丸川製菓)子供会の夏祭りに参加すると決まってもらえた駄菓子の玉ガム。今では姉妹品としてイチゴ、グレープ、マスカットがあるが、私の子供の頃はこのオレンジだけ。子供歯磨きや粉末ジュースのオレンジとほぼ同じ味がする。 |
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ライスチョコレート「とうさん、10円じゃ何も変えないよぉ!」「ライスチョコレートがある!」「トーサン!」ってCMが妙にインパクトがあったトーサンのライスチョコレート。1950年代にイタリア土産のライスパフチョコレートを単価の安い駄菓子にアレンジする形で開発された。このライスチョコの開発メーカーであるトーサンこと東京産業は過剰設備投資により1987年に文字通り本当に倒産してしまった。そして事業を引き継いだのが東チョコ。2009年には起業M&Aで株式会社東チョコ.大黒屋に社名を変更したのが、オリジナルのライスチョコを作っていたメーカー。一方類似品もありました。有楽製菓の「チョコとライス」。いずれもミルクチョコレートの底にお米を爆発させたライスパフ(「ニンジン」という名称で駄菓子屋で売っている)を仕込んだものでふわっ、サクッとした食感が魅力的なお菓子で私は大好きだった。ところが、有楽製菓は2013年の春に生産終了。本家の当チョコも2016年3月に生産終了。市場から見事にライスチョコレートは消え去り、レジェンドとなってしまった。 じゃぁ、自分でミルクチョコレートとニンジン買ってきて作る?いや、それじゃバレンタインデーの女子が作る手作りチョコであって、駄菓子じゃなくなるな…。 駄菓子屋のライスチョコレートが並んでいたであろう棚にはブラックサンダーとセコイヤチョコレート。オイラの欲しいのはそんなんじゃないやい! 寂しい思いでいたら、リスカという茨城県の駄菓子メーカーが東チョコ.大黒屋の発売停止に合わせて新たに「ライスチョコバー」を出したのです! ドラッグストアで発見したので、早速買って食べてみた。 ふわ軽なところは往年のライスチョコレート通りです。でも中身はライスパフというよりややビスケットに近いようで、平たいうまい棒チョコといった風情。で、ピーナッツの粉も入っている様子。 まぁライスチョコというと当面はこのリスカの「ライスチョコバー」ってことになるだろう。 (写真は左から東チョコのオリジナル、リスカ「ライスチョコバー」、その中身) |
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