在来線の特急電車は1958年、気動車は1960年、新幹線は1964年に登場しました。いずれもスマートで洗練されたデザインが当時の子供たちを魅了しました。
ゆうづる号クハネ583-20 寝台列車としてはベッドが広いと好評だったが、はつかり、みちのくなどの昼行列車での運用では特急なのにボックスシート!…とあまり芳しくなかった。 | 特急みちのく号 1982年に青函連絡船と特急北海を乗り継いで小樽の手宮鉄道記念館まで行ったとき上野からこの列車に乗った。 |
グリーン車室内。天井が高く広々とした印象を受ける。食堂車もまた開放的で広いという印象だった。 | これが夜はB寝台に変わる普通車指定席。確かにボックスシートなのだが、乗ってみた印象では座面が深く、椅子の座り心地がかなり良かった。 |
運転席を撮らせてもらえた! 583系はつかり号を上野駅で撮っていたときのことだった。 私以外にも鉄道ヲタク少年数人がバチバチ先頭車クハネ583を撮影していた。 すると運転席にいた運転士さんから声がかかった。 「ねぇ、キミたち、運転席撮らせてあげようか?」 「ホント!」 私を含む少年たちの目が急にキラキラした。 そしてパッと列を作り、前の人から順に一人ずつ運転室に入ってパチリと撮って次の人に交代!ってな具合でその場にいた少年たちみんなで運転席を撮らせていただいた。 まさに、神降臨!もうあの運転士さんが天使に見えました。 あの節はありがとうございました。 おかげ様で583系が姿を消した今、こうして写真で当時の運転席の様子を写真で見ることが出来ています。 鉄道ヲタク少年たちのマナーも実によかった。邪魔だ!どけぇなんていう荒っぽい人はいなかったからね。鉄道ヲタクというとキセルの常習犯とか備品盗むとかマナーの良くないフーリガンみたいな人であるかのように言われてしまうけど、お行儀よくこうして鉄道職員の方と交流できたケースだってあるのだ。 |